本交際への最終チェック。相手の辿ってきた人生から相性を探る

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人は、持って生まれた容姿や能力、境遇によって、良くも悪くも大小あらゆる区別・差別に晒されていきます。
そしてその区別・差別が及ぼした経験が、当人の人格の形成に大いに影響していきます。

しかし、これらはベースとはなりますが、人との出会いやさまざまな出来事の中で、ものの考え方や感じ方は当人独自のものへと育っていきます。

容姿、能力、境遇等をベースとして道を取捨選択し、そこから得られた経験をまたベースとして選択する…その連鎖の先で形を成しているのがあなたであり、お相手なのです。

 

選択の決め手となって来た理由の中に、大抵の答えは潜んでいる

相手の本質を知るために、相手の選択して来た物事から推測するというのは、多くの人が無意識にしていることだと思います。

お仕事が市の職員だと聞くと、「安定志向の人なんだろうな」となんとなく思うのは、そういったことなのだと思います。

時折顔を合わせてたわいない話をする程度のお付き合いでしたら、その位「なんとなく」で良いのだと思いますが、結婚する相手となると話は違ってきます。

一例ですが、相手が市のお仕事を選んだ理由が、

「育った地域を愛していて、市の活性化に貢献したり、地域の人々の役に立ちたいと考えたため」

だとしたら、この方は仕事に情熱を持ち、周囲の人から広く慕われているかもしれません。反面、休日も積極的に何らかの市民活動をし、家族や自分の時間にウエイトを置かないといった可能性も考えられます。

一方、

「定時で帰ることが出来、将来も安泰で、プライベートな時間を何より大事にしたかったから」

だとしたら、この方は仕事を生活の為の手段と割り切り意欲も高くないかもしれません。仕事仲間から慕われていないかもしれませんが、家族との時間は大事にしてくれるかもしれません。

 

とはいえ、選択の動機はそんなに単純ではない

先の例は、非常に単純な例として出しました。
実際は「育った地域が好きだし、地元でお仕事を頑張れて且つ、プライベートも充実させられる市の公務員という仕事に魅力を感じた」といったように、選択の動機が複合的に形成されていることも多いと思います。

が、このような動機からも、その他のいくつかの選択を見て行くことで、根幹が見えて来たりします。

今挙げました「育った地域が好きでプライベートも尊重できるから市の公務員になった人」が女性であるとして、さらに下記の情報を得たとします。

  • 大学は家から通えることを優先して選んだ
  • バイトは通学路と自宅の間にあるところでしていた
  • 一生の付き合いだと感じている親友がいる。この親友とは中学、高校、大学も同じでいつも一緒だった
  • 数年前から地域の文化系コミュニティーに属し、現在も熱心に活動中
  • ずっと実家暮らしで、家族仲が非常に良好

これらも全て、彼女の選択の結果です。
これらの選択から、この女性が「地元が好き」と言うよりも、「慣れ親しんだ環境から離れること」に不安要素がある女性であることが見えて来ました。

こういった女性の多くは、「転勤の可能性が無いこと」を重視してお相手探しをするかもしれません。
が、お相手に強い好意を感じてしまったり、他の譲れない条件部分でぴったり一致する人に出会った時、この条件を自分の中で取り下げることもあるかもしれません。

しかし、条件を取り下げたからと言って、彼女の地元への思いが軽くなるわけではないと思います。

本当に地元を離れなければならなくなった時、離れられるのか、離れたとして、見知らぬ土地で幸せに暮らせるのかは未知数です。
「いやでも、転勤があっても大丈夫って言ったから結婚したんだし」
と、結婚後に彼女を責めたところで事態は何も改善しないことは、心に留めておいて頂けたらと思います。

 

本交際前に確認しておいた方が良いこと

以下の事について話を聞き出すことで、お相手との相性のヒントを得られることと思います。
ひっかかるような部分がありましたら、先述の女性の例のように、違う角度から情報を得ることで見えてくることがあるかと思います。

  • 高校・大学の進学先をそこに選んだ主な理由は何か
  • 現在の職についた主な理由は何か
  • 目標を持って一生懸命に努力をしたことがあるかどうか、いつ頃どのような内容か、なぜ努力したのか
  • その結果、努力が報われたことがあるか(成功体験)
  • その結果、努力が報われなかったことがあるか(挫折体験)
  • バイトの経験はあるか、何故バイトしたか、どんなバイトを選び、どの位していたか。したことの無い場合はしなかった理由は何か
  • 10代の頃、身近で影響を受けてきた人はどんな人だったか。何故その人に影響を受けたか。
  • 就職後~現在、どんな人に感銘を受け、誰を慕っているか。
  • 「この人苦手」「嫌い」と感じたことのある人はどのような人か、その人に会ったのはいつ頃のことだったか。
  • 嫌いな人に対してどのような態度を取るか。それはなぜか
  • 人からちやほやされてきた経験があるか、それは何によってだと思われるか(容姿や家柄等生まれついたものか、当人の努力により認められたものか)
  • 人から誹謗中傷されたり、いじめを受けたことがあるか。そうなった理由をどのように考えているか
  • 人を誹謗中傷したり、いじめたことがあるか。なぜそうしたのか。
  • 目上、目下の人との付き合いをどの程度してきたか、現在はどうか。そうする理由は?
  • 異性の友人、仲間と言える人がいるか。その付き合いの程度はどうか。
  • 一人っ子か兄弟がいるか、兄弟がいる場合はどのように過ごして来たか、現在の仲はどうか。不仲な場合はその理由は。
  • 生徒時代、学生時代、クラスではどんな存在だったか。その理由に対し思うことはあるか。
  • 友人はどんなタイプが多かったか。その理由に対し思うことはあるか。
  • 仲間内で、自分はどのような立ち位置だったか。その理由に対し思うことはあるか。
  • 中、高、大学生時代、クラス以外のコミュニティーとの関わりを持ったか、それはどの程度だったか。

今、私が思いつくことを挙げさせて頂きました。

このように羅列しますとうんざりする数ですが、これらは全て、お相手の話を聞いている中で、自然と触れられるような部分であると思います。
意識して相手の話を聞きさえすれば、相性の良し悪しがある程度見えて来るかと思います。

 

婚活デート実践編の最期に

当記事の読了を持ちまして、あなたはお相手候補との結婚生活の相性を、大枠で判断できるようになったと思われます。

あなたが、

「うーん、まあ、許そうと思えば許せる範囲だけど・・・」

と感じる程度の不満がいくつかあったとしても、

「ないないない絶対に無理!!」

という点が1つもないお相手に巡り合えていたとしたら、その方はあなたにとって、なかなかに貴重な存在であると言えるかと思います。

もしその方にときめきを感じなかったとしても、信頼と愛情を深めていくことで、特別な絆を育むことが出来るかもしれません。

「自分が無理し過ぎることなく、相手の幸せを考えてあげられる人」

お互いにこの条件をクリアしている者同士で結ばれる、それこそが、幸せな結婚生活に繋がる道であると私は考えます。
どうかこのブログとご縁が合った婚活者さんには、守り守られ、許し許され、受け入れ受け入れられる関係が築けるお相手と、今生の人生を全うして頂きたいと存じます。

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